舞踏の音楽について/稽古編 本番では生演奏が一番と思うけど稽古では実験の繰り返し

舞踏の音楽について/稽古編 本番では生演奏が一番と思うけど稽古では実験の繰り返し

BUTOH

舞踏の稽古を自分でするようになってから当然自分でおどる音楽を選んだりしているわけですが、私は本当に音楽に疎くて、全く詳しくなかったなりに、はじめから舞踏の音楽に求めるものはやはり自分と同じ時代に生きている身の回りのミュージシャンに舞台に上がってもらい生演奏でというのがすごくありました。まぁ公演はその形でやるとして、稽古に関しては毎回そういうわけにはいきません。とにかく「続ける」ことを目的とする場合は出来るだけ経済的・気持ち的にもハードルが低い方がいいというのはあるのです。とにかく稽古は継続ですから、自分の感性を信じて気になったCDを毎週用意しました。ええ、図書館で借りていました。3枚を2週間借りることができるので週一回の稽古には十分です。もちろん図書館ですので無料:タダです。タダなら試し放題だし、いろんな音楽で試すことでダメダメなこともなんとなくわかってきます。私の好みはいわゆるDisc Unionのワールド・ミュージックのコーナーで仕入れられるような土着的なもの。あとはピアソラとか、邦楽とか。たま〜に前衛的な邦楽のCDなんかが図書館にあったりしてそんなのを見つけると「おっ」って即借りていましたね。図書館で借りた音源も稽古でハマればそのミュージシャンの他の音源を調べることもできるし、ほんと実験の繰り返しという感じです。

でも長いこと活動を続けていると自分の周りのミュージシャンとの関係が充実してきて、自主制作の音源をいただいたり、またそれがすごく良かったりしてあまり外に求めることも減ってきたりしていたのですが、少し前ヒットした映画「ボヘミアンラプソディー」を観たあとはクイーンをすごくおどりたくなりました。この映画を観る前から私はこのオペラ調の楽曲が好きで、カラオケでよく歌ったりしていたのですが、ワールドミュージック的なサウダージも感じ、かつオペラの権威(風)やロックの精神、しかし結局はなんなの?という世界観をそんなに壮大なものとはせず作品に使ったのでした。せっかくなのでその時に買ったCDを試しに稽古で使ってみたり、その稽古の方が公演よりいいとか言われたり。まぁでも好きすぎて踊っていても自分に合っている手応えは感じるし、そういう風に気持ちよくなってしまうとまた稽古とは違うかな〜と思うのでしばらくクイーンは封印することにしています。


映画「ボヘミアンラプソディー」を観てがぜん好きになった方も多いはず。Queenの代表曲はほぼこれで網羅できます。
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