12月といえばロジャーターナー Meets 河合拓始@箱崎水族館/2年連続でチラシをつくりました

12月といえばロジャーターナー Meets 河合拓始@箱崎水族館/2年連続でチラシをつくりました

ちょうど一年前に〜とどこかのヒット曲のように思い出してしまうのが12月にイギリスロンドンからドラムのロジャーターナーさんをお迎えしての河合拓始さんとのデュオセッションのライブです。会場は箱崎水族館喫茶室で、私はこのライブのチラシを河合さんのご依頼で制作させていただきました。第一回目は2018年の秋、河合さんからイギリスからロジャーターナーというドラマーとライブをするのでそのチラシの制作をお声がけいただきまして、サイズは河合さんのご希望でA5版に決め、あとは何か使っても良い写真とタイトル的なものを用意していただきました。その際にロジャーさん側からいただいた写真が一枚あったので基本それを生かす形でデザインは考えていくことにしました。私の感触ではお二方ともビジュアル的にスキンヘッドという共通点があったのでこれらを対峙させるべく河合さんの写真もピックアップしました。ちなみに河合さんの写真は、箱崎水族館で私が共演した際に撮っていただいた写真が手元にあったのでそちらを使わせていただくことにしました。(photo by Atsushi Muraoka)

あと河合さんにリクエストされたのですが、日付の前に西暦の年号を入れました。これは活動を長く続けていると納得の理由ですが、フライヤーには開催の日時は必ず入れるのですが、年号までは入れないものも多々あります。そしてそういうチラシを数年後にみてもすぐにいつ開催したかがわかるように年号を入れて欲しいと言われなるほどなと思いました。これは私も言われてみて納得です。たまに昔の公演を確認するときに年号が記載していないと思いだせないことがあるのです。ところで河合さんは校正も結構しっかりしてくださるので本当に制作側として助かります。

そして翌年2019年もロジャーさんが来日ツアーを行い、今度は12月に河合さんのセッティングで箱崎水族館でデュオライブを行うことになったということでまたもやチラシをつくることになりました。その際は前年に箱崎水族館の同じ場所でデュオのライブを行った実績があるのでそういう場合の方がチラシづくりのネタは揃いやすいです。ちゃんとした写真がなくても大抵動画を撮っていたりするのでそちらから切り出したり…。画質はよくない画像でもそれなりに工夫して加工すればなんとかなるので必ずしもきちんと撮影した写真が絶対に必要というわけではないのです。

2019年版はタテ判にしました。

ライブも拝見させていただきましたが、研ぎ澄まされた即興の精神が双方の存在を際立たせる中、子供のような無邪気さと円熟した経験の手練れが共存するセッションとなっていて聴きごたえ・み応えがある大変充実したライブでした。2020年ももし平常ならロジャーさんのツアーもあったのかなと思いますが、またの機会に続くのではないかと感じていますし、その時が来るのを楽しみにしています。