デザイナー未満の舞踏公演チラシづくり/初めてのIllustratorでデザインへの転職妄想

デザイナー未満の舞踏公演チラシづくり/初めてのIllustratorでデザインへの転職妄想

CREATIVE

前回舞踏公演のチラシづくりをやるためにMacを買った私でしたが(→初めてのMac)、相変わらず花屋での肉体労働で体を鍛え季節感の最前線で暑さ・寒さと向き合い週一度の北福祉館での舞踏の稽古を淡々と続ける20代を過ごしておりました。20代も後半になり舞踏の活動も5年は軽くすぎても尚、年に一度の公演に心血注ぐべく、本当にそれ以外は稽古を続けてきました。そうして活動を続けていくとそれなりにコネクションのようなものはできてきて、30代に差し掛かる頃は持ち出しの公演ではなく劇場企画やイベントなどにお声がかかるようになってきたのです。そういった企画公演においても私はチラシは自分で作っていたように思います。当時、MacはMOディスクという記憶媒体にデータを入れて入稿したりするのが主流でしたので、私も一応MOディスクは買って持っていました。そうやって志を持っていると(?)いいこともあるもので、舞踏家の武内靖彦さんの奥さんでデザイナーの故武内真理さんから、ある日突然イラストレーターのソフトをMOでわけていただいたのでした。(これは多分合法であると思いたい。現在はイラストレーターはクラウドソフトとなっていますのでこのようなシェアはできません。)自分では到底買えないAdobeソフトを譲っていただいてすごーっくうれしかったのを覚えています。それから私のチラシづくりはPhoshop LEからIllustratorになったものでのめり込んで行いました。そして私がDTPで初めてまぁまぁイメージ通りに作れたかなというのが杉田丈作氏、田山明子氏と共に立ち上げたubu ubuというグループで行なった公演「ビルボケー牧神の午前中ー」のチラシかと思います。

多摩川を自転車で走り鉄塔を撮影して作ったチラシ

今見るとデザイン的には拙いところがたくさんあるのですがその熱量は今までにも類を見ないくらいではないかと思います。ましてやスペックの低いPCでやたらと画像の加工をしたので本当に保存をするだけでも2~3分くらいかかる感じで…。当時はネットプリントは主流でなかったのか杉田さんの旧知の天使館にもほど近いCCC印刷さんというところで刷っていただきました。1万部くらい刷って少なくとも数万円下手したら10万円弱かかったんじゃないかなと思います。CCC印刷さんにはその半年後くらいに行なったテルプシコールでのタタラ祭りのチラシの印刷もお願いしました。そのタタラ祭りはえらい大盛況でその後何回か続くイベントとなったのですが、今見ても結構レアな内容だと思います。

元祖・春のタタラ祭り

こうして独学ではありますが公演のチラシをつくる経験はかさねていましたが、まだまだそれを仕事にするというビジョンは描いてはいませんでした。でもタイミングってあるものなのか私の勤めていた花屋が時代のことをいろいろ考えて廃業をすることになったのです。さてどうするか…。


今は様々なネットプリントサービスがあり、価格も当時では考えられないくらい安くなっています。
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